集中というと、1点に意識を向けることを想像する人も多いのではないでしょうか?

勉強に集中する

仕事に集中する

読書に集中する

このように日常でも「集中」という言葉を頻繁に使います。

しかし酔八仙之術の中で、レノンリー先生はそれは本当の集中ではないと言い、その証拠を身体を使って示してくださいました。

本当の集中とは?

集中力が重要視される近年。

「集中力」関連の本が多く出版され、多くの人が集中力の向上に意欲があることを示しています。

しかし、巷で言われている集中力は、本当の意味で本来の身体の可能性を開いてはくれません。

あくまで自分の目先の利益のために使われるからです。

そうではなく、太極感に従い、大いなる宇宙の意志に従い、自分が生まれてきた意味を思い出し、人生の目的のために使われることで初めて集中力は本物となります。

集中とは1つのことに囚われることなく、全てを感じられるている状態であり、

本当の集中とは宇宙全情報を今ここ100%で意識できている状態のことです。

こればかりは言葉では証明しようがありませんが、身体を使えばその違いは歴然とします。

1つのことに意識が向くと他に意識が向かなくなり分離が生まれます。

そういった分離感は本当の集中とは言えません。

本当の集中は「私が全てであり、全てが私である」という実感が伴います。

集中力を養うためには?

ここでお伝えした集中力を養うためには、自分の人生の目的が明確になる必要があります。

それは、目的によって大きく性質が変わるからです。

「今週末のテストで良い点を取りたいから今テスト勉強に集中したい。」

「人生の目的を達成するために今ここ100%集中したい。」

それは一言で言えば、抽象度の違いです。

抽象度が高まれば、エネルギーの総量も増えます。

それに伴い集中する力も高まり、結果的に本物の集中力を手にすることができます。