どうも、こんにちは酔八仙スタッフの玉置です。
今回は指導者だけが得られる最高の宝物というテーマで、「指導」の意義を深掘りしていきます。
何のために学ぶのか?
酔八仙をはじめ武学体術では三大学育という考え方があります。
- 自学自育
- 教学共育
- 相乗創育
この段階で学びを深めていくのですが、
自学自育のプロセスでは自分の志の体現のために学びを深めていく感覚が強くなります。
それはそれで非常に素晴らしいことですが、ちょっと視野が狭くなると、結局自分のために学ぶような感覚に陥りやすくなります。
そうなると、
結局学びの質が上がらずに成長も遅くなる感覚があるのです。
その点、教学共育の段階では「教える」ことによる学びを体現しますので、常に誰かのためにという意識がはたらきます。この「自分以外の誰かのために」という感覚が学びの質をぐんと高めてくれます。
指導者のマインドセット
指導とは指を指し示して導くという字を書きますよね。
つまり自分の後輩に対して「こっちだよ!」と導いていく存在です。
その佇まいや在り方は常に後輩を意識したものとなり、「後輩のために」というマインドセットが強化されます。
指導者は常に自分以外のためにというマインドセットが働くので、結果的に成長が早くなり身につくスピードも上がるのです。
稽古の場などにおいて、デモンストレーションをするケースなど、後輩のためにという外向きの意識があるおかげで成功しやすくなり、体現力も同時に上がっていくのではないかと考えられます。
そして、最高の指導者は常に全人類75億人を視野に入れ、その全員を誰一人取りこぼすことなく救うマインドセットで指を指し示す。
だから、そんな指導者は「魂の成長」という最高の宝物を手にするのではないでしょうか?
そして、酔八仙之術を志すメンバーにおいては、人類75億人のためにというマインドセットは最低限のマインドセットだと感じます。
自分も常に「人類75億人をより良い未来に導く」という意識を忘れずに稽古に励んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!