稽古の中でよくある間違いは
礼法のゼロ化の状態ができていないがゆえに
相手とぶつかってしまっているのに、

「こうかな?」
「あれ、こうかな?」
と試行錯誤するパターン。

これはかなり遠回りなやり方で、
「下手くそがうまくなる」
という事態を招く。

なので、少し待ってもらってでも
礼法をちゃんとやったほうがいい。

その礼法ができたゼロの状態で
丁寧にエネルギーをコントロールしていくことを積み上げる。

何度も言うが、大事なのは
「礼法のゼロ化の状態」

これがなければすべてが無意味。

礼ができていれば
勝手に「和する」

「和を大事に!」
とか
「和の時代に!」
と言うということは
「今はそうじゃない」
と言っていることと同じ。

自分がちゃんと禊がれていれば
勝手にムスビが起こり、
和がもたらされる。