どうもこんにちは、酔八仙スタッフの玉置です。

今日は先日の酔八仙の稽古内での出来事での氣付きをシェアします。

酔八仙之術の創始者であり、伝承者であるリー先生の意外な一面から【失敗力】について、僕が感じたことを記事にまとめてみます。

何を隠そう、リー先生の失敗力は本当にすごいです。

度肝を抜かれました・・・

失敗した時の理想の在り方とは?

酔八仙をはじめ武学はとにかく体現力が鍵になります。

なので、指導者は後輩に目の前で魅せる必要が出てきます。

そこで何かの講座や稽古会などでワークをやるときに、
まずは自分自身がみんなの前でデモンストレーションで魅せていくことになります、

僕たちはしょっちゅう失敗するけど、リー先生はほぼ失敗しない(ように見えてる)。

それでも、たま〜に目に見える失敗をする時があります。

普通、僕たちだったら失敗したら「なんでうまく行かないんだろう」とか悩んでしまったり落ち込んでしまったりしがちだけど、リー先生は「なんで出来ないんだ?」という状況にならないんです。

なので、外見や雰囲氣もほぼ変わらずニュートラルのまま。
もちろん、無駄に悩んだり落ち込むこともありません。

これはまさに武学を志していく上での理想の在り方です。

つねにニュートラル。失敗してもそれを次に繋げるだけ。

リー先生のそのマインドセットが、あのブレない在り方を体現してくるのかなと思いました。

失敗力とは失敗を課題に昇華し再提案する力

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そして、もう1つ重要なのが、うまく行かなかった時に「なんで出来ないのか」という問いかけをしないということ。

よく人生の質は質問の質という話がありますが、まさに同じで、「なんで出来ないんだろう?」という質問は自分の内側から出来ない理由を引き出してしまいます。

そうすると、出来ない理由がどんどん出てきて結果的に【出来ない自分】を強化してしまいます。

一方でリー先生はおそらくほぼ無意識に
「どのようにすれば上手くいくのか」
という問いかけをしてるんだと思います。

なので失敗したと思った次の瞬間には
「こうやったら上手くいくかも?」
という仮説をたてて、その仮説をもとに再提案を構築している。

そして瞬時に提案し直して、結果的に実際に上手くいったという現象まで創造している。

その間、コンマ1秒足らず。
すごすぎる・・・

僕とはその【提案力】とスピード感が全く違う。

失敗しても
次の瞬間には再提案しているのだから驚きです。

これが武術の達人と言われる人なのかと感動しました。

本物の失敗力とは?

それはリー先生が普段から「世界をより良くする」というマインドセットができていて、何か問題が起こった時にでも、よりよく改善していくというのが在り方で体現出来ているんだなと思います。

これぞ本物の【失敗力】

失敗力とは、仮に何か失敗した時にその失敗を世界をより良くするために活用できる力のことを言うのかもしれません。

うまく行かなかったら、うまく行かない方法を1つ見つけただけなので、さっさと再提案していく方が自分の志の成就のスピードは早まりますよね!

個人的に酔八仙の講座でのリー先生の失敗を見てそんなことを感じました。

実際、リー先生にビジネスの話を聞いた時にも、「基本的に10回やって1回成功ぐらいの感覚だから、さっさと10回やった方が良い。失敗したら、改善する余地があるのかないのか判断し、あれば改善。なければ見切りをつけてすぐに次にとりかかる」という話をしてくださいました。

本物の失敗力と成功力は表裏一体。陰陽の関係にあります。

失敗力が高まると成功力も高まるのだなぁと感じます。

真の行動力とは失敗力なしでは語れません。

失敗を恐れずに、どんどん失敗していける在り方が根底にあり、そしてどんどんチャレンジしていく。そして失敗した瞬間に改善策を考え行動に移す。

このプロセスのスピードが早まれば行動力も高まります。シンプル。

そしてこのプロセスによって自ずと結果が出るのは自明の理ですね。

自分もクヨクヨしてる暇があったら、さっさと問題出しして卓越変換(問題を「どのようにすれば●●することができるだろうか?」というフレーズに直す)して、実践課題に昇華してどんどん行動していきます!

世界をより面白くするために!!