正しく座ると書いて、正座。

日本には正座という文化がありますが、一般的に他国にはこういった風習はありませんし、ヘタをすると膝を地面につくという行為は「屈辱」や「恥ずかしい」行為として受け取られてしまいます。

現に、中国では膝をつくということは最大の屈辱とされています。

ではなぜ日本には正座という風習があるのでしょうか。

サムライが体現した正座でのエネルギーコントロール

日本の武士、特に武士の最上級とも言えるサムライはこの正座を使ってエネルギーコントロールする方法を開発しました。

日本でも、罪人が打首に処される時など、両手を後で縛られ、両膝をつかされるなど、罪人の座り方でもある膝を地面につくという座り方。

そんな座り方でも「正しく」「座る」ことで、エネルギーコントロールが可能になることを、どういった経緯があったのかは分かりませんが、発見したサムライはすごいですよね。

そして、その座り方や立ち方には抜刀との関係性が深く、まさにサムライの文化と言えます。

正座とツボの関係性

まず正しく座るということで、格段にエネルギーコントロールのやりやすさが変わる正座ですが、さらにツボが加わるともっと深いエネルギーコントロールが可能となります。

それが、腰骨付近から少し内側に入った場所にある、府舎という経穴(ツボ)です。

ここを押さえながら立ったり座ったりすることで、よりエネルギーの乱れが少なくなり、ニュートラルをキープしやすくなります。

ニュートラルとは、いわば「禪の状態」のことで、悟りの状態とも表現できます。

これは対人でチェックすることで確実に体現できているか判断できますし、誰でも再現性がある方法なのでぜひ試してみてください。

そして、そんな正座を使った最高峰の禮法が天人統合禮法です。

天人統合禮法を学ぶことができるのは天人統合禮法講座だけですので、興味がある方はチェックしてみてください。