世界には様々な呼吸法がありますが、その多くはやり方が少々複雑だったりします。

日常に活かしづらかったり、覚えるまでに時間がかかったり、ある程度技術力が必要なものが少なくありません。

しかし、今回ご紹介する、天人統合禮法の一部である観息自浄と言う呼吸法は非常にシンプルでパワフルです。

それゆえに人生に活用しやすく、人生をよりよくするためのツールとしては最適です。

そんな観息自浄について詳しくみていきましょう。

観息自浄とは

観息自浄とはシンプルな呼吸法です。

それは自らの心の写鏡である息を観るだけです。

具体的には4パターンで観察していきます。

  1. 吸う息だけに意識を向ける
  2. 吐く息だけに意識を向ける
  3. 呼吸の折り返しに意識を向ける
  4. 呼吸全体に意識を向ける

以上です。

簡単なので実践してもらいたいのですが、できれば対人でチェックしてみると面白いです。

1人が相手の腕を上から押さえて、もう1人があげようとするパターンでの検証です。

観息自浄のちから

天人統合禮法をはじめとした武学体術では、対人での検証を必ず行います。

一般的な瞑想法などやり方が確立しているものでも、対人での検証を行わないと、それは「出来ているつもり」に陥りやすく、間違った効果のものを続けてしまう可能性があります。

そうならないように必ず対人での検証を行っていきましょう。

さて、観息自浄のビフォーアフターについてですが、

観息する前は相手とぶつかって、腕をあげられないというケースが多くありますが、観息して自浄すると、相手とのぶつかりがなくなり、簡単に腕をあげることができるようになります。

それはあたかも、自分がゼロになり相手との境界線がなくなったような感覚。

つまり、自分と他者は別であるという分離感が消え去り、相手も自分も自分であるという調和の体現によって起こる現象。

実際に体感することで、その深さを痛感することでしょう。ぜひ実験してみてください。