武学には三大学育という教えがあります。

それは

  1. 自学自育
  2. 教学共育
  3. 相乗創育

この3つです。

そのうちの自学自育が基本となるわけですが、めちゃ奥が深いです。

取り組み方が全て

自学自育とは要するに、自分一人での学びです。

自分の人生の目的に照らして、自ら学び育む。

酔拳の達人であるレノンリー老師はことあるごとに、「取り組み方」の重要性を説きます。

それは時に自戒を込めているようにすら感じますが、しっかりと取り組まれてきた師匠の言葉はさすがの説得力です。

どんなにショボい本や先生の教えでも、取り組み方次第ではその本や先生を素晴らしいものにできる。

これはまさしく本質であり、主体性を重要視する武学体術の根本にある概念だと思います。

つまり、自分の取り組み方が全てであり、その取り組み方で全てが決まるということ。

行動が重要な要素になるわけです。

人生は取り組み方で決まる

多くの人は自分の人生が他人によって決められてしまっています。

生い立ち、環境、社会、学校、会社、時代、自分がコントロールできないものに振り回されて、自分の主体性を見失いがちです。

しかし、それらの外的要因を全て「自分が創造した」と捉えて、自分の人生のゴールに向かって今できることを100%取り組む。

その主体性100%の行動が人生を切り開いていきます。

今自分にあるものは、できることは、やるべきことは何かを明確にして行動していくだけで、人生はどんどん開かれていきます。

結局は、自分がどんな人生を創りたいのかをイメージして、そのイメージに近づけていくための行動をしていくだけです。シンプルであり、自分がその人生にどう取り組むのかだけです。

要は取り組み方が全てです。