手の指にはいろいろな秘密があります。

その指ごとに対応する臓器があったり、手の指を深めることで人生がより豊かになります。

そして、そんな手の指の秘伝を深めていく稽古が、酔八仙之術の漢鍾離(ホンツォンレイ)という仙人の稽古です。

手の指に隠された秘密

どの指に意識をおくと、相手との相対関係がどう変わるのか?

そんなマニアックな検証をする人はなかなかいないかもしれません。

酔八仙之術の創始者レノンリー 老師はそういったマニアックな検証が大好きな、ある意味オタクなのかもしれません。

そんな手の指の秘伝をこっそりと紹介します。

詳しくは下記の動画を参照してもらいたいのですが、動画内では、まず小指に意識をもっていった場合、相手は後ろ側に押されるように動きました。

そして、薬指に意識を持っていくと前に引っ張られるように動きます。

これは指への意識でそういった世界になるということですので、指やその経絡に秘密があるのは間違いありません。

武術はそういった細かいエネルギーコントロールで相手をコントロールする世界なので、細かい意識や身体の使い方を徹底して練り込んでいきます。

そうすることによって、そのエネルギーを自分に向けたときに繊細に自分を癒すエネルギーをコントロールすることもできるようになるのです。

漢鍾離の手の使い方でムスビを起こす

手の甲を相手に向けると、相手はストレスを感じづらいのでコントロールが効きやすくなります。

しかし、素人が漢鍾離の手の使い方で相手をコントロールするのは至難の技です。

そこで、基本に立ち戻り、武学体術の基礎稽古システムである五行練功でのミソギ、そしてムスビを体現します。

すると、相手とリンクして、コントロールすることが可能となります。

この基本的なゼロシステムが稼働すると、ようやく漢鍾離の稽古がちゃんとできるようになります。

まだゼロ化することができない場合は、基礎に立ち戻り、ゼロニュートラルを体現しキープし、さらに相手に影響できるようになってから取り組みましょう。

まずはミソギ、ムスビ。

ムスビを起こして相手と一体となれば、どんな技もかかるようになります。

まさに、無敵状態。そんな状態が基礎であり、それこそが奥義であり極意なのです。