人間の行動の本質は苦遠楽向。

苦しみから逃れること。そしてから楽に向かう。

つまり、苦しみ、要は「不」を創り出すことで、それが大きなビジネスとなる可能性があるということです。

不はビジネスになる

不とは不安や不満。不快といった類の感情です。

お客さんにこの感情が芽生えればそれはたちまち解消の対象になります。

例えば、お金がないという不満。

それは1人ではなかなか起こりにくいですが、誰かと比較することで簡単に起こすことができます。

友達よりも良い会社に入って良いお給料もらいたい、SNSを見てキラキラした人と比べて惨めになる。

そうやって他人との比較によって不満は醸成されます。

さらに、今まではただの毛量の少ない人ってだけだったものが、ハゲ、AGAなどとネーミングされることで不快や不満となり解消の対象がつくられます。

そしてそこには大きなお金が動くためビジネスになるのです。

魂を売る行為

わたしたちは一体なんのために生きているのか?

身魂磨き。

魂を磨くために生きているはずなのに、いつしかお金儲けに走り、他人を不幸にすることで自分が潤うことに疑問を持たなくなりました。

そういった行為は魂を売る行為。

結果的に死ぬ時に「一体なんのための人生だったのか?」と大きく自分に失望することになりかねません。

そういうことがないように、自分の生を全うしたいものです。