あなたはシステムをご存知でしょうか?

YouTubeなどで動画あがってますが、相手の打撃を呼吸で無力化したり、自然体であり続けるだけで相手のナイフを捌けたり。

そんなシステムと空中合氣の関係性に氣付かれたレノンリー老師の逸話をご紹介します。

エグい打撃を受けて氣付いたこと

レノンリー老師はあるとき、合氣道の動画で空中に持ち上げられた達人が持ち上げられた状態から合氣をかけて持っている人たちをバタバタ倒していくのを見たとのこと。

そして、それがどうしても胡散臭くて本当なのかどうか試したいと思っていたらしいです。

そんな中で、システマの稽古に参加する機会があり、ミカエル老師の直伝の稽古に参加しました。

その時に、とんでもなくエグい打撃を受けてしまい、本当に死ぬかと思ったらしいです。

その時に「これはほんまや」という氣付きにつながり、空中合氣の存在を認めることに繋がったというのです。

空中合氣の秘伝

たとえば、意識のある人間は思考が介入して色々な部位に緊張が起こります。

そうするとその人の身体を捉えることが容易くなります。

逆に意識がない人間は、水分70%の大きな水袋のような感じで非常に重く感じるのは理解に難しくないと思います。

空中合氣ではこの身体の状態にすることで発動する要件を満たします。

あとは

掴み上げている全ての人の正中線に意識を合わせて自分のゼロを伝播すると空中合氣が発動します。

これは実際に稽古してみると面白くて、持ち上げられた状態から自分を自然体に戻せるかどうかぎ鍵となります。

自分の緊張と弛緩をコントロールできるようになれば空中合氣も容易くできるようになるはずです。

すべては稽古。

稽古すれば誰でもできるようになります。