相手を意のままにコントロールする。
催眠術などの方法で、相手をコントロールする方法は少し危険が伴いますが、武術的な方法ではそのリスクは無くなります。
なぜなら非言語で、その人の在り方だけで行うからです。
相手を意のままにコントロールするという事について、深掘りしていきます。
まずは目的ありき
悪用しようと思えば出来てしまう。
相手を意のままにコントロールするという事について、まず最も重要なのはその目的です。
何のために相手を意のままにコントロールしたいのか、という事です。
何か良からぬことを考えてそれを実践しようとすると、それは決して上手くいかないでしょう。
下手をすると事故が起こりかねません。
ですので、相手を意のままにコントロールするという点では目的意識が最も重要になります。
相手をよりよくするため、氣付きを与えるため、などニュートラルでかつ、世界がよりよくなる方向性に近しい目的でない限り、推奨はできかねます。
相手を意のままにコントロールする方法
相手を自分が思うように動かす。
これは催眠術などの方法で実行されることが多いですが、武学体術においては相手の状態をみて、相手の志成就のために行われることがあります。
それは自分の在り方がニュートラルで、世界をよりよくするための祈りが起これば、相手が意のままにコントロールできるからです。
逆に言えば、相手を意のままにコントロールできたということは、自分の在り方がニュートラルだということが言えます。
これは自分の状態を整えてゼロ化することで起こります。
対人稽古で七要を磨くことで実現が可能です。
エゴや力みがあると上手くいかないので、そういった不要な情報をゼロ化する禊力が必要です。