武術と経営・・・

一見すると全く関係のないことのように見えますが、実は大きく関係があるのです。

酔拳の元世界チャンピオンであるレノンリー老師はこの武術を経営に応用して経営コンサルタントのお仕事もしています。

では武術と経営にはどういった関係があるのでしょうか?

世界チャンピオンを輩出した考え方を経営に応用する

レノンリー老師は自身も酔拳の世界チャンピオンになっていますが、そのお弟子さんも何人も世界チャンピオンに導いています。

つまり、目標までの道のりが見えているからゴールに辿り着けるわけです。

ゴールのイメージがあって、そのゴールまでに具体的にいつまでに何をやらなきゃいけないのかがわかるということです。

この考え方は経営にも応用できて、ゴールに向かっていつまでに何をやるのかを明確にして、あとはそれをしっかりと取り組むと結果が出るということです。

経営コンサルタントの役割は多々ありますが、その中でもゴールへの道筋を見出し、しっかりと相手に氣付きを与えて行動を促すということ。

そのためにはコンサルタント本人がちゃんとゴールまでの道筋をイメージしてそのための問題点を正確に認識しないといけません。

そのイメージができれば、あとは細かく期日ごとに行動目標を設定し、実行するのみです。

経営で重要になる目的

資本主義社会にいると、お金を稼ぐことが当たり前であり、そのために会社を経営する人が多いのも理解できます。

しかし、本来であればその経営の目的は別にあって、社会を良くしたいとか、困ってる人を助けたいという社会的な理念が先にあって、その結果としてお金が増えていくことが自然だと思います。

多くの会社はお金儲けを目的にしてしまうので、結果的にうまく稼げなくて潰れてしまったりします。

それが、ちゃんと社会貢献を目的に設定し、そこに100%コミットできれば、あとからお金がついてきます。

これが「目的」の力であり、武学体術ではこれを志と呼んでいて、その利他の精神が生み出すエネルギーを物理的に体感していきますので、目的の重要性を体感できます。

お金儲けも決して悪いわけではありませんが、人間の本質は「人に喜んでもらうことで喜びを感じる」ことなので、そういった社会貢献を本質的な目的に据えることで、より会社が会社が繁栄していく未来が実現できるのではないかと感じます。