武学は人の身体のエネルギーについて細かく研究された学問です。

なのですごくパワフルで実用的です。

人間の身体の反応を活用して「YES」を積み上げていく方法がかなりパワフルなのでご紹介します。

身体の反応を活用して「YES」を積み重ねる行動承認とは

人間は動作に感情が紐ついていると言われています。

例えば手を上げてにっこり微笑んだ状態で、怒ることはできません。怒る感情が起こらないからです。

逆に、がっくり肩を落として悲しそうな表情で喜ぶこともできません。

このように身体の状態によって感情が引っ張られてしまうのです。

こんな身体のパワフルさを活用するのが行動承認です。

会議の進行などで、みんなからの意見を集約する中で、「これで大丈夫ですか?大丈夫な方は拍手をお願いします!」などのように、行動を伴って承認行為をさせるのです。

そうすると、その動作によって「YES」の意思表示をした人はその行動によってアンカリングされて、自分で自分を一拝慣性の法則で縛ることになります。

悪用厳禁!身体のパワフルな機能

相手に動作をさせてその意思表示を促す方法はいろいろな場所で使われています。

例えば、念書などはまさにその典型です。

それ自体が仮に法的な根拠がなかったとしても、自分で書いた以上責任を取らなければと思う理性に働きかけます。

自己啓発セミナーなどに行っても、身体を使ったワークというのは多用されています。

それは身体を使うことで感情や意識をコントロールできることを知っているからです。

だからこそ、悪用厳禁。そして自分が受ける場合は、その意図を正確に把握できるように認識力を高めたいですね。そうすることで他者からのコントロールを自己コントロールで回避することができるようになります。