酔拳というと映画が有名ですね。

ジャッキーチェンが主演で、1と2があって・・・

そしてあくまで映画であり、エンターテーメントとして捉えていて、武術としての本質をそこに見出そうという人はなかなかいません。

今回はそんな酔拳のイメージと本質について触れていきます。

酔拳の世間的なイメージ

酔拳というと映画「酔拳」においてジャッキー・チェンがお酒を飲みながら、悪い敵をボコボコにしていくというイメージが強いかと思います。

そして、お酒を飲むことで強くなる。そんなイメージがあるかと思います。

武術として、その技法に注目したり、その形態に関心を持つ人はよっぽどの武術マニアか格闘技マニアだけかもしれません。何を隠そう、自分も昔は酔拳に対してそんなイメージだったからです。

お酒を飲むことで打たれ強くなるのでは、という仮説が立てられるのがやっとでした。笑

ですから、世間的なイメージもそんな感じなのかなと思いますが、実は酔拳には非常に興味深い秘密が隠れているのです。

それが・・・

酔拳が武術の最高奥義?!

酔拳の達人であり、酔八仙之術の生みの親、レノンリー 老師は酔拳を「武術の最高奥義」と呼んでいます。

それが、酔拳だけをやってる武術家が言うなら少々「盛っているのかな」とも捉えられますが、レノンリー 老師は酔拳以外の武術でも達人です。

例えば、太極拳、洪家拳、八極拳、詠春拳・・・

そんな達人が「酔拳が武術の最高奥義」と言うのには何か裏の秘密がありそうです。

深く突っ込んで聞いてみたことはありませんが、酔八仙之術の稽古をしていると、「これは並々ならぬ稽古が必要であり、たどり着く境地はいかなるところなのか」と想像してしまいます。

酔八仙之術は仙人になるための稽古であり、人に達するための稽古です。

まさに達人になるための稽古。

武術の最高奥義と呼ばれる酔拳を一般の我々でも取り組めるように仕組み化したのが酔八仙之術。

もちろん、全世界をより良く、より面白くするという意図を以って創られていますので、自分だけの娯楽のための習得を目的としている人には縁がないかもしれません。。

ただ、全人類をよりよくすると言う意図をもっている人にとっては非常に重要かつパワフルなツールであることは間違いありません。