子供と大人。

そこには明確に違いがあるように思っている人が多いと思います。

しかし、その違いを問われた時に何と答えてるでしょうか?

年齢ですか?仕事の有無ですか?家族のあるなしですか?

実際にその答えに明確な答えがあります。そのことについて深く掘り下げてみたいと思います。

子供と大人の違いとは

大人は子供より偉い。そのような先入観で物事を見てしまう人が多いのが現状ではないでしょうか。

実際に、大人が子供に対して教育するという構図が出来上がってる以上、そういったイメージは強いと思います。

しかし子供と大人を明確に分けるものは年齢でも経験でもありません。

ズバリ結論を言うと「志(こころざし)」があるかどうか。

自分の人生のゴールが決まっているか、いないか。これが大人と子供を分ける唯一のものです。

しかし、現代人を見てみると、志を持って自分の人生のゴールを決めて生きている人はどれぐらいいるでしょうか?

なかなか怪しい大人も多いのではないでしょうか?

生きるために働くというスパイラルに入り、人生の本質に氣付けずに死んでいく人も多いように感じます。

ではなぜ日本から大人がいなくなってしまったのでしょうか?

日本から大人がいなくなった理由

江戸時代まで、日本には立志という概念が一般的にありました。

今でいう中学生、年齢ではおよそ14歳ぐらいになると、立志式と言って自分の人生の志を立てる儀式を行っていました。

そして、立志すると大人として認められる風土があったのです。

しかし、1945年に日本が戦争に負け、敗戦国になったとき、日本から志が消されてしまったのです。

そして、日本は骨抜きにされ弱体化させられていったわけです。全てはアメリカの思惑のまま。

そして、現代では日本から大人がほとんどいなくなってしまったというわけです。

そんな今だからこそ、自分の人生のゴールを自ら決めてそのゴールに向かうために命を使う人を増やしていきたいと切に感じます。