不自然な世界に生きる我々現代人。

地面にはアスファルトが敷き詰められ、木々は少なくコンクリートの建物が立ち並ぶ都会と言われる場所。

それが当たり前になりすぎて、自然の意味も忘れてしまっているのではないでしょうか?

自然とは、自ら燃ゆる。手のつかないありのままの状態です。それが身の回りにどれぐらいあるでしょうか?

ただ1つ、常にある自然なもの、それが身体です。

自然であることの価値

なんだか疲れたり、ストレスが溜まると、自然豊かな森とか山とか、海に行きたくなることはありませんか?これはおそらく人間の本能がそれを求めるからではないかと思います。

だからこそ、自然体な人がいるとそこに惹きつけられるような感覚があるのはわたしだけではないかもしれません。

武術の達人、レノンリー老師はまさに自然の体現者のような人で、一緒にいるとなんだか落ち着くんですよね。それこそまさに在り方が自然体なのかもしれません。

このように自然であると人を惹きつけたり、人を癒したりする効果があります。そして、不自然が当たり前のこの世界において自然であることが徐々に脚光を浴びるようになってきました。

自然体で飾らない俳優さんが人氣を博した理、SNSでも自然体のキャラクターが人氣だったりします。

自然であることはそれだけで価値のあることなのだと、教えてくれているようです。

これは実は医療という側面でも通じてきます。

自然体であることが究極の医療

身体に不調が起こると、すぐにお医者さんだ、薬だと考えませんか?それはもしかしたら思い込み、言い方を変えれば洗脳かもしれません。

本来、人間の身体に起こる現象というのは身体にとって必要だから起こっているものだと考えた方が自然です。

身体に不要なものが溜まるから出さないといけずに、それが何らかの現象として起こっていたりします。

アレルギー反応も、アトピーもデトックス反応。そしてほとんどの病氣も身体からのメッセージです。

そういったメッセージを紐解くと、自然に戻れという声が聞こえてきそうです。

自然に戻ると、氣も元に戻り、元氣になります。

元氣になれば、エネルギーも元に戻りますから、病氣は解放されます。

それを身体の声を聞かずに薬で症状から逃れるのは、逃避行動です。逃げれば逃げるほど状況は悪化しがちです。

逃げずに、真っ向から話を聴いてあげる。そうすることで身体の行きたがっている方向性が見えてきます。