インプットとアウトプット。

学びにおいて、この2つで1つの循環が完成する。

インプットだけでなく、アウトプットすることで1つであるということを深堀していきます。

学びにおけるインプットとは

学びにおけるインプットとは、自分の内側になかった情報を自分という身体のフィルターを通すことで、身体の中で情報の化学反応を起こす事です。

言い換えれば、自分の中で創発が起こり「氣付き」が生まれる瞬間です。

ある方向性(武学体術においては志)に向かって進む中で、必要になる情報を体内で合成して、新しい情報に昇華する。

それがインプットの極意ではないかと思います。

そして、そのインプットはアウトプットの目的、方向性、出口があることでさらに加速します。

学びにおけるアウトプットとは

学びにおいて、アウトプットを前提としたインプットとは、さらに氣付きを産むことをお伝えしました。

それでは学びにおけるアウトプットとはどういう事なのか。

それは「目的」がある前提でインプットした情報を自分の中で合成して、昇華し、それを自分の人生の目的のために活用するという事です。

言うなれば、自分の人生をより良くするため、自分の世界をより良くするために活用する前提でインプットした情報を、実際に活用するという事です。

武学体術においては、後輩の育成に自分の体感や氣付きをエネルギーとして伝えていくこと。

その「目的意識」による循環こそが学びの本質なのかもしれません。