本物と偽物。

偽物は分離させます。

本物は統合させます。

本物であり続けることが、自然である宇宙の意志かもしれません。

本物であり続ける

世界が本物かどうか、それはその世界を創造する人が本物かどうかにかかっています。

世界を創造する、とは・・・

この世界は一人ひとり違った世界を創造し、その統合された世界が共同世界として存在しています。

言うなれば、70億人いたら70億通りの世界が存在します。

そんな中で、分離された偽物の世界に住む人が多いのが現状。

しかし、そういった幻想に氣付き、自分の世界は自分で創るのだ、統合していくのだと思い出した瞬間から本物の世界の創造主となります。

この意識が本物であり続けるための基礎であり、あとはその意識が切れないように継続していくだけです。

本物であり続けるための稽古

武術の稽古はまさに「本物でありつづける」ためのものであり、「今」という連続性が創り上げる未来においても、本物でありつづけるための意識が継続していくためのものです。

要は、常に主体者であり続けられるか、そして統合された存在でありつづけられるかです。

そのためには、物理的な身体を使った意識コントロールで検証するのが最も効率的です。

それは身体がエビデンスとなるため、できてるかできてないかが、一目瞭然だからです。

こうやって対人関係において主体性が崩れないような稽古を積むことで、いついかなる時でも「本物」であり続けられるようになるのです。