日本は昔から「和」を重んじてきました。
しかし今はその「和」が乱れて大きな問題が出てきています。
今こそ大和の魂を思い出す時期かもしれません。
大きく調和する大和の心について深掘りしていきます。
大きく調和する在り方
大和とは大きな調和という意味です。ですから、日本人には古来からの調和力が宿っているわけです。
しかし、近代それが大きく失われてしまい、あちこちで争いが絶えなくなりました。
争うと、エネルギーのコントロールが簡単になるので、何かしらの意図であることは間違いありませんが、それを敵と観るのではなく、そこと調和していくこと。
それが今求められているのではないかと思います。
そして、その調和力の根源こそがゼロ化であり、相手と調和する在り方です。
そして、それは実態を伴うので、その人がいるだけでその場の調和が加速する、そんな在り方です。
調和力を稽古で身につける
調和力が大事だと聞いても、されを実際に体現できるかどうかはまた別次元の話です。
知っているのとできるのとは違います。
ですから、武学の入門時にはゼロ化ができることが基本になります。
日々、稽古会で七要を身につけながら、それを次の人に伝えていく中で、教学共育して培っていく和の心。
そして、大和の魂を思い出すことで、大きく和する在り方が磨かれていくのかもしれません。