ゼロ0=無限大∞

これは武学体術の基本です。

志体術ではこのマークがロゴになっていて、ゼロになることで無限の叡智にアクセスできることを体現して活用していきます。

禮法によるゼロ化で無限大の叡智にアクセスする

0=∞

これは、数学やってる人なら理解しやすいかもしれませんが、ゼロという概念と無限大という概念は同じ概念なのです。

ゼロに近づいていくほどに無限大に近づく。大きくなっていくことと、小さくなっていくは同義なのです。

例えば、宇宙と身体の中の組織は同じような構成になっているという話はよく聞く話かもしれません。

このように小さくなっていくことと、大きくなっていくことは同じような感覚になります。

これは思考で考え始めると「違うだろ!」ってなりがちですが、身体を使った体術の稽古をしてると同じような感覚になっていきます。

これを相手より弱くなると表現して稽古しています。

相手より弱くなる稽古

普通、格闘技の世界では相手より強くあろうとします。

相手のパワー、スピード、スタミナが高かったら、それ以上になろうとします。

しかし、それだと歳をとっていくと、どんどん厳しい世界になっていきます。

一方で、武術の世界では歳をとればとるほどその技は磨かれていきます。

それは弱くなる稽古を積み重ねているからです。

相手より強くなろうとすると、筋力やスタミナに依存しますが、弱くなる稽古は相手をよく感じ取ろうとするので、相手のエネルギーを活用できます。

弱くなればなるほどどんな人のエネルギーも感じられるようになり、究極のゼロになれば全てを感じることができるようになります。

これがゼロ=無限大の極地です。