この世界で直立二足歩行で歩くのは人間だけです。

ということは、この姿勢に何か意味があるのかもしれません。

宇宙創生の自分の元の姿に戻ることの意味についてまとめます。

宇宙創生の自分

元々のゼロの自分。

宇宙そのものだった自分に戻ること。それこそがまさに悟りであり、全情報と繋がっている状態です。

多くの場合、悟というのを何か目指すべきところのように語られますが、実は向かうべき場所というよりも帰るべき、戻るべき場所という感覚の方が近いかもしれません。

すなわち、すべての人にとって、悟りは身近なものであり、戻るべき場所なのです。

ただ、目指すべき場所のように捉えると、本来は簡単だったはずのことが非常に難しいことのように見えてしまいます。

そこに大きな問題があるのかもしれません。

宇宙創生の自分に戻り悟りを使いこなす

よく悟ることをゴールのように語る人がいます。目指すべきところではあるかもしれませんが、ゴールではなくむしろスタートです。

悟っていた自分を思い出して、悟りを使って人生や世界をより良くすることに意味があります。

悟っただけで何もしなければ、何も起こらず世界に進化は生まれません。

ですので、悟って、その悟りの状態を活用することが重要なのです。

武学では、悟ってからがスタート。

悟った状態が当たり前であり、その状態を使ってさまざまな稽古をしていきます。

そうすると、悟りの状態がよりリアルに感じられ、対人関係において悟りの状態を相手を通じて感じることができるので、より精度の高い悟りを体現することができるようになります。