站椿功という武術の稽古法。

最もポピュラーで最も親しみのある稽古法かもしれません。

その稽古とは「ただ立つ」ものです。

ただ立つと言っても、そこには深い意味があります。

そんな站椿功の意味と目的についてはこちらの記事をお読みください。

今回はさらに站椿功を深めるために、站椿功チェック時の感覚について深掘りしていきます。

站椿功がちゃんと出来ている状態とは

武術の稽古でありがちなのが、1人稽古で満足してしまうということです。

特に站椿功は一人でやる稽古なので、「できているつもり」になりやすいのが特徴です。

できているつもりが続くて、どんどんズレた方向に行ってしまい、戻ってくれなくなります。

なので、武学体術の場合は必ず対人での検証を行うことになってます。

つまり相手との相互関係の中でちゃんと「できてるかどうか」をチェックするということです。

それをPQSという方法でチェックするのですが、要は相手との関係性の中で正しいかどうかをチェックするので、うまくできてなければ、相手にコントロールされたり、無理やりコントロールしようとして相手と分離します。

逆に、うまくできていれば、相手との間にムスビが起こり、相手も自分も自分であるという感覚になるので、意のままにコントロールできるようになります。

これが站椿功ができている状態です。

相手との間にバランスを創造する

站椿功は何も、武術だけの稽古にあらず、人生にも使えるエッセンスが山盛りです。

例えば、相手との間にバランスを創造するという意味で言えば、例えば、自分はこれが正しいと思ってることでも相手にとっては間違えていると感じることって多いと思います。

しかし相手との間にバランスが取れれば、相手も自分も正しいと思えることを再創造することができるということになります。

これは今現在の争いにまみれた世界を再創造し、調和のとれた世界へと次元上昇させるためのキーポイントになると思ってます。

つまり、站椿功はより良い世界を創造するためのツールになるということです。

そして、その站椿功を体現するために、心意體を統一して相手との間のバランスを創造する感覚を対人で稽古していくことが何よりの近道です。

結果的に、武術も上手くなるし、世界をより面白くすることにも貢献する、素晴らしい解決策ではないかと思います。