酔八仙では全ての武術を総合的に体得していきます。

全ての武術というより「全て」を体得するための稽古形態と言えますが、その中で「真に強いものはない」ということも同時に学んでいきます。

光があれば闇がある、陰陽が本質です。

そんな陰陽をエネルギーの相克関係を使って体得していきます。

エネルギーの相生相克

酔八仙では5つの動物エネルギーを手に宿しながらエネルギーの相生相克を体得していきます。

まずは蛇、そして豹、そして虎、龍、最後は鶴のエネルギーを宿していきます。

それぞれが相生相克の関係になっているので、どれが強いというのはありません。

何かに対して強ければ、何かに対して弱い。

これは宇宙の真理であり、光があれば闇もある。そういうことなのかもしれません。

そんな世界の本質を身体を使って体感して、落とし込んでいきます。

五行と相克

動物エネルギーと五行がそれぞれリンクしていて、

水は土に吸収される。蛇は水、豹は土。

土は木に侵食される。木は虎ですね。

木は斧(金)で切り倒される。金は龍ですね。

金は火で溶ける。火は鶴ですね。

このような相克関係にあり。何かに強ければ何かに弱いという関係性にあります。

これって、実は自分の人生にも当てはめられて、得意なことがあれば苦手なことがあったり、得意な人がいれば苦手な人がいたり。

そう言った当たり前のことを身体を通して体感していく稽古でもあるのかもしれません。