立禪と座禪。

どちらも禪ですが、立っている状態と座っている状態というのは大きな違いです。

それは、その禪による目的が違うためです。

座禪とは

座禪とはまさに、座った状態で悟りの状態に達しようとする方法で、悟りを開いたとされる、お釈迦様の座り方とでも言いましょうか、座った状態で禪の状態を体現することです。

目的としては、主に自分の内面と向き合うこと、内部のゼロ化を体現することで空を体現しようとすることです。

いわゆる座禪というのは、瞑想状態を体現してキープすることを意図して行われているようです。

座禪が正確にできているかは、対人で検証することで確認できます。

座禪をした状態で、相手に横から、前から、後ろから押してもらうことで、自身が揺らいでしまうようであれば、それは座禪ができていません。

逆に、相手にエネルギーが戻り、相手が揺らぐようならそれは座禪ができています。

立禪とは

立禪とは、いわゆる站椿功のことです。

武術は立禪を使います。

それは対人での稽古を軸としていて、立った状態でのエネルギーコントロールが基本だからです。

なので武術をやる人は立禪で鍛錬すると良いでしょう。

立った状態で禮法の状態をキープする立禪。

より自然に立てるようになるにはやはり鍛錬が欠かせません。

そして、立禪にはやり方が大きく分けて7種類あり、それぞれ各チャクラと対応しています。

こちらは、酔八仙之術の開門コースで実践していただきます。

站椿功による日々の鍛錬で、自身のゼロ化を磨き相手との調和を即座に体現できる達人、仙人を目指して稽古していきましょう。