武学では禮(礼)を重んじています。
それは何となく重んじているのではなく、明確な理由があります。
禮をすることでゼロポイントフィールドに戻ることができるからです。
禮法でゼロ化する意味
武学では志体術を基礎としてその仕組みが成り立っています。
志体術では3つのことを軸に体得していきます。
1.禮
2.志
3.和
まず、禮によってゼロ化することを実践してゼロセンスを磨きつつ、志を身体から引き出します。
そして、その志を立てて目的ゴールをもって生きていく中で、チームシップの大切さを学んでいきます。
大きな志になればなるほど、1人では到底成し遂げられないことに氣付くでしょう。
そんなときに、チームで和をもってその志成就のために力を合わせていくことが必要になります。
そうやって、志体術を活学していくと、ゼロの使い方が見えてきます。
エゴを捨てると全てと繋がりエネルギーが通る
武学の稽古では頭で理解できないような超常現象のような現象が起こったりします。
触れてるだけで、相手が動いたり。
目で見ただけなのに動けなくなったり。
それら全てが禮によるゼロ化によって起こるものです。
ゼロ化すると、全てとつながるため、自分と相手の垣根がなくなります。
すなわち、相手も自分も自分となるため、自分の思いが伝わるようになります。
それは伝えようとするのではなく、自然と伝わっていくような感覚。
エゴを捨てたその先に、本質的な「思いの伝わり」の体現が待っています。
そして、全てのこととつながることで、より良い未来の想像が起こり、より良い未来が創造される。そんな未来につながっていきます。