禮法には種類があります。
一揖・一禮・一拝
それぞれに意味があり、それぞれ使う場面が違います。
そしてそれらの禮法はそれぞれが意味を持ち、理解すればするほど、大和の精神であるサムライスピリットが自分のDNAにも組み込まれていることを実感してきます。
禮法の種類
禮法の創作者であるレノンリー老師は、禮法には21段階あるといいます。
そのうちの基礎的な禮法の中で、角度を変えることで禮法の意味を変えるものがあります。
それが冒頭の、一揖・一禮・一拝です。
まず一揖(いちゆう)とは、18〜36度の角度で腰を曲げる、場に対する禮法で、場を浄化して自分のパワースポットにする意味合いがあります。
次に、一禮ですが、これは45度の角度で腰を曲げる、人に対する禮法で、主に尊敬力を意味します。
相手に尊敬されるのは、自分が尊敬するからである。
尊敬することで尊敬される人間になる。
そして、最後に一拝です。これは90度の角度で腰を曲げる禮法で、思いに天地宇宙大自然など大いなるものに畏敬の念を込めてする禮法です。この一拝は感謝力の体現です。
自分が生かされていること。
先祖から伝わってきた命。
そういった大いなるつながりに感謝できる力を養うことができます。
大和の精神
禮法とはサムライスピリットそのもので、ありとあらゆるものに感謝し、今いる幸せや感謝を味わうことができる感性を開いていきます。
例え合戦になっても、その合戦ができるのも相手がいるからであり、相手があっての自分であるということをリアルに体現していたのが侍です。
そういった大和魂を持った武術家の遺伝子をついでいる我々にももちろん、その素養があるわけですし、サムライスピリットを思い出し、身体に宿しながら自分の志成就のために生き切る人が増えたら面白いです!
天人統合禮法がそのきっかけになったら嬉しいですね!