武術をやる上で絶対に必要になるのは、接触の前に相手の靈體に接触して崩しておくこと。
見えないエネルギーのコントロールの重要性を解く、武術の達人レノンリー老師。
そんな合氣のような見えないエネルギーをコントロールする方法についてご紹介します。
見えないエネルギーでの接触
私たちがボディだと思ってる体には実は見えないエーテルボディのような靈體があり、それらを含めて「身」と「体」で身体と表現します。
武術ではこの見えない靈體での接触を基本コンセプトに入れて動きます。
そういった概念がなければ、その情報を持っている人にコントロールされてしまうので、見えないエネルギーのコントロールは必要不可欠です。
そして、そういった見えないエネルギーのコントロールを専門にする人たちを陰陽師と言ったりしますが、彼らも武術家であることには変わりありません。
合氣とは波長を合わせて見えないエネルギーをコントロールする手法
合氣道の達人たちが、片手で相手をひょいひょい投げたりするのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
彼ら達人たちがいったいどのように相手を投げ飛ばしているのか。
中には、小柄な達人が大柄な男を投げ飛ばすという衝撃的な映像もありますが、そういった場合必ず起こっている出来事があります。
それは「波長の同期」です。
つまり、お互いが一緒に同じ未来を創造しているという状態が起こっているということです。
だから、「投げる」に対して「投げられる」という相互作用的な未来が同時に創造されて、達人に投げられる大きな男の映像になるわけです。
そして、武術家はもちろんこの波長の同期を行います。
相手の脳波の振動数を察知し、そこに合わせて相手の脳波に波を送り同期させて相手をコントロールします。
そして、まずはそれを身体で稽古するところから始まります。