武術において、恐怖心が大敵になる場面が多くあります。

敵と対峙したとして、相手の打撃で「痛い」という感覚で「恐怖」や「怒り」などの感情が生まれてニュートラルから崩れた瞬間に。THE END

そうならないようにやるべきことがある。

それが胆力を身につけることであり、その方法が排打功です。

胆力を身につける

武術において、

1に胆力

2に功夫

3に勁力

4に武藝(技術)

という重要性になってます。

つまり胆力がなければすべてがなくなるということ。

基礎であり大前提なのです。

胆力は精神的な面で大きく影響し、目の前の出来事や相手のエネルギーに屈しない精神力を養うことにつながるため非常に需要です。

そして、重要なポイントはそれを「心理的な面」から行うのではなく、物理的、身体的な面から稽古することで身につけると言うことです。

胆力を見につけ恐怖心を克服する

例えば、自分が何か新しいことに挑戦しようとするときに「恐怖心」が出てきて一歩が踏み出せないことありませんか?

新しい職場に転職してみよう。

会社から独立して、新しく起業してみよう。

今までやったことのないことにチャレンジしよう。

こういった場面で「恐怖心」が自分の行動を阻害してくる場合があります。

そういった場面でも、胆力があれば恐怖心に打ち勝ち行動へ変容することが可能になります。

これはごく一例ですが、自分の志を成就するために必要な行動を阻害しているのは恐怖心である場合が多いものです。

今までに成し遂げたことのないことを成し遂げようとする場合に、前例がない場合が多いです。

そのようなときに迷わず行動できるかどうかは、胆力があるかどうかにかかってくるといっても過言ではありません。

しっかりと排打功をして胆力を身につけておくことで、いかなる場合も最善の行動が迷いなくとれるようになるかもしれません。