言葉を使わない究極のコミュニケーション術

今やインターネットとSNSの普及で言葉を使わないで生きていくことはほぼ不可能になりました。

日々行われる言葉でのやりとり。もちろん言葉はツールなので当たり前なのですが、言葉の解釈が人と違うことによって誤解が生じたり争いが生じているのも事実です。

武術の稽古ではこういったズレが生じないよう、身体を使って非言語でエネルギー交流をします。

非言語コミュニケーション

神という言葉。

この意味や概念の解釈や定義がそれぞれ違うからこの世界には争いが絶えません。

このように言葉を使うとその人それぞれによってその言葉の捉え方が違うために問題が起こりやすくなります。

武学では非言語対人が基本。

稽古の99%は非言語で行われます。

だから言葉や概念の介入がないため、ズレが生じません。

自分がこう思ってたらあいてもそう思ってる。そういったムスビが起こります。

言語でこの領域へ踏み込むためにはしっかりとした定義と相互認識、確認が必要不可欠になりものすごいエネルギーを使うことになりますが、非言語対人ならいとも簡単にできるようになります。

相手の見えないエネルギー靈体と会話する

武学では稽古をしているとふわっとゼロ化する瞬間を感じます。

その状態だと相手の見えない靈体と会話することが可能になります。

相手の思考は抵抗していても靈体は抵抗せずにこちらの意図に従ってくれる。

このような面白い現象を何度もたいかんすることで、本当に目に見えない領域があってそこに紛れもなく自分の靈体があることを体感します。

そしてその靈体同士のコミュニケーションをするのが武術の稽古なのだと痛感するのです。