なぜゼロ化を教えるのか？禮法を伝える目的

武學體術を実践している人なら誰しも「ゼロ化」を目的とした禮法をマスターするために日々稽古をしていると思います。

そんなゼロ化を伝えていくことも増えていきます。

しかしその本質である「なぜ教えるのか？」について軸がないとどんどんぶれていきます。

今回はその禮法を伝える目的について詳しく見ていきましょう。

禮法を伝える目的

武学には師匠と弟子という関係性があまりしっくりこない。

弟子というよりも後輩の方がしっくり来ると話すのはレノンリー老師。

そんなレノンリー老師が後輩に禮法を教えるのにはある目的があります。

それは、「後輩を1日でも、1秒でも早く成長させて、自分と同じレベルに引き上げてより楽しい稽古をすること」です。

自分がもっと上手くなりたいから、後輩を上手くさせる。

パンチやキックなどの技術の訓練をすると、それは格闘技よりの練習になる。

しかし、それは遠回り。

実は禮法が最短距離だということ。

なぜなら、達人がやってるのもゼロ化だから。

ゼロ化して相手と結びを起こして稽古することが、最短距離であり、もっとも早く成長できる唯一の方法である。

そんなことをレノンリー老師が話してくれた動画。よかったら見てみてください。