今の時代、感情との向き合い方もかなり変わりました。

とても専門的で、特殊な作業が必要とされることが多くあります。

例えば怒りをコントロールするアンガーマネジメントなどがそうです。

しかし、それを心理学的な側面からアプローチすると難易度が高いです。

感情は身体の状態によって引き起こされる

感情によって身体の状態が起こっている。

そう思っている人も少なくないでしょう。

嫌なことを言われたら、ムカつくから起こった顔になる。

果たして本当にそうでしょうか。

じつは、身体の状態が先にあります。

顔がこわばり、眉間に皺がより、首が前傾し呼吸が浅くなることで、怒りという感情を思考で捉えているのです。

つまり、怒っている状態になるから怒りという感情を感じているということです。

試しに、ものすごく怒った表情で楽しいことを思い浮かべてみて下さい。

なかなか難しいのではないでしょうか?

このことからも身体の状態に感情が付随してることがわかります。

感情をコントロールする

感情は身体の状態に付随する。

つまり、感情をコントロールするためには身体の状態を正確にコントロールすることです。

まずは

無意識に起こる感情を認識するところから始めます。

例えば、嫌なことを言われた時に、今までだったら無条件で怒っていたところを、自分の身体にどのような変化が起こっているのかを観察するところから始めてみると良いでしょう。

必ず何かしらの身体の変化が起こっているはずです。

次はその身体の状態をコントロールすることで感情がどうなるのか実験してみます。

そうすることで少しずつ感情のコントロール方法が見えてくるはずです。

そしてそのために最も効率良い方法が禮法です。