酔八仙之術では8人の仙人の稽古をします。
そしてその中でも、藍采和・張果老・漢鍾離・韓湘子という仙人が基礎となります。
そして、それ以外の4人はさらに細かく複雑な技法を使う仙人となります。
それが、波動体術の呂洞賓、統一体術の李鉄拐、螺旋体術の曹国舅、交叉体術の何仙姑です。
波動体術の呂洞賓
この世界は全て粒であり波動です。どんなものにも固有の振動があり波動があります。
その波動感覚を体現して実体化させるのが呂洞賓。
手形は月杯手を使います。
統一体術の李鉄拐
身体を1つに統合して使うのが統一体術。
ワンユニットで動き移動のエネルギーで相手をコントロールします。
いわゆる形意拳的な身体の使い方。
そして槍を使う技法をベースにするため、手形は鳳眼手を使います。
螺旋体術の曹国舅
この宇宙は、波動、直線、螺旋で構成されています。
まさに宇宙の原理の体現が螺旋体術。
螺旋のエネルギーの流れを体現します。
手形は剣指手を使います。
交叉体術の何仙姑
詠春拳的な交叉技術をベースに組み立つ何仙姑。
相対エネルギーを構造の力で一点に集約してコントロールします。
素早い攻防の中で、攻防一体の仕組みでエネルギーをコントロールします。
手形は弥勒手を使います。
このように酔八仙之術の後ろの4人の稽古はなかなか複雑で細かく難易度の高い稽古になっていきます。
そのため基礎となる4人の仙人の術理の習得が不可欠となります。