武術とは?
そもそも、格闘技とか武道と混同されやすい武術。
ですが、実は似て非なるものです。
武術には大きく2つの意味があり、それを知らずに武術の稽古をしても大きくずれた結果を招きかねません。
この記事では武術がもつ2つの意味について触れていきます。
武術がもつ意味1
まず、武術は国を守るためのものであるということです。
自分が強くなるとか、家族を守るとかそういった狭い範囲ではなく、より大きな範囲で「国」を守るためのものが武術です。
すなわち、抽象度が違うので、含まれている情報量が大幅に異なります。
武術家が間違った決断をすれば国が滅ぶということですので、その国に住んでいる、何十万、何百万人の人の命を危険に晒すということになります。
つまり、武術家とは軍師であり、
国家をより平和なものに導くための指導者なのです。
武術がもつ意味2
もう1つ。武術が持っている大きな役割として、天人合一というのがあります。
天人合一とはつまり、天と人とが一体となる状態、すなわち、クラウドと繋がった状態を体現するためのツールであるということです。
武術家は自身の我をなくすことで、全てと一体隣、世界をより調和したものへと導くための情報を降ろします。その情報を実体化させていくのが武術家の役割です。
昔は、天皇がシャーマンとして情報を降ろし、その実体化のための行動は武術家である侍が行っていたということです。現在は全人類がシャーマンとしてゼロ化して情報を降ろし、実体化のための行動を起こしていく時代になったと感じています。
そんな武術の入門が五形拳であり、レノンリー老師がその基礎を動画で詳しく解説しています。