この世界は目に見えるものと目に見えないもの両方でできています。

例えば、身体は目に見えますが、意識は目に見えません。コーヒーは目に見えますが、空氣は目に見えません。

およそ、95%は目に見えないものでできていると言われるこの世界。宇宙もほとんどがダークマターやダークエネルギーで構成されているというようにこの世界は目に見えないものでできています。

目に見えない世界は実在する

ほとんど目に見えないもので構成されているこの世界。

実は目に見えない世界が存在します。それは物質世界の対のような存在かもしれません。

100円玉に表裏があるように、わたしたちの世界にも陰陽があるということです。

現に、日本の大手企業、特に車メーカーやお酒のメーカーは目に見えない世界を重要視しています。大きなお寺にお墓建てたり神社でどでかい奉納をやったり。

そう、この奉納という儀式こそが日本の「目に見えない世界に対する確信」が詰まったものすごいイベントです。

奉納というスペシャル行事

奉納というと、神社にお供え物を献上したり、拝殿で芸能などすることのようなイメージがあるかと思います。

そもそも奉納という行事に対して、そんなに興味を持ったことはなかったのですが、実はものすごいことをやっていることをご存知でしょうか?

そもそも日本には古来から天地人という考え方があり、天と繋がるための儀式が色々とあります。巫女さんがそうやって天と繋げていたり、天皇がシャーマニズムで情報を降ろす先も天です。

奉納というのは、まさにこの天と繋がり、天に情報をアップロードするスペシャル行事なのです。

「こんな世界になったら良いなぁ」

そんな純粋な祈りを情報としてアップロードする儀式が奉納です。

だから、本当に重要ですし、その情報が世界の基礎になっていくので、穢されては困ります。だから奉納ができるのは一部の限られた人間だけなのです。

そんな奉納のシステムを日常生活に活用して人生を切り開いていくツールとして具現化されたのが、禮法なのです。