人間が人間たる所以。

それは「嘘を信じる力」を身に付けたということでしょう。

良い面でも、悪い面でもこの力が歴史を大きく動かすことになりました。

嘘を信じる力によって大衆をコントロールできた

ダーウィンの進化論によれば、人間の祖先は猿だったということになっていますが、実はこの進化論には矛盾点や論理破綻している点があり、今では否定されつつあります。

つまり、人間の祖先であるホモサピエンスは昔からホモサピエンスだった可能性があるということです。

そしてその大きな特徴の1つとして、嘘を信じる力を持っていたということです。

それまで、地球上にいたネアンデルタール人なども、人間が移動するたびにその数を減らしたということで、それは人間が嘘の力によって、多種族を駆逐していた可能性があります。

元々、見たものしか信じなかった中で、見ていないことや嘘でも容易く信じるようになったのは人間の大きな特徴かもしれません。

そしてそれは多くの場合悪い方に使われがちな力です。

洗脳や恐怖によって支配が可能となる

目で見たものだけを信じ、そしてそれ以外を信じないこと。

そうすると、リアルに今だけを生きることになり、より感覚的な生き方が可能となります。

一方で、時間の概念や支配の概念が薄く、他者からコントロールされないので、組織としての集合体の規模は大きくなりづらいのが特徴です。

一方で、嘘を信じることができると、嘘による洗脳や恐怖による支配が容易くなり、組織の規模はどんどん大きくなっていきます。

また、嘘の力によって生み出された偉大な道具の1つがお金です。

ただの紙切れに、あたかも価値があるような錯覚を見出し、その幻想をみんなで共有することで、貨幣経済が成り立っています。

こういった嘘を信じる力によって我々人間たちは文明を発展させてきたのです。