わたしたちはすでに繋がっていて、たまたま今忘れているだけです。
しかし、またゼロに戻ることで自動的につながり、ムスビが起こります。
正確に整えると自動的にムスビが起こる
武学ではまずは七要を整えることを稽古します。
ひたすら何回も何十回も、何百回も繰り返し、ゼロの精度を高めることを稽古すると、より正確な七要が体得できていきます。
この正確さというのが、まさにゼロの深さに繋がっていきます。
適当なゼロ化では、0.1程度の深さになるかもしれませんが、より正確さが増すと、0.001や0.0001とどんどんその深さが増していきます。
このより深いゼロこそが正確さの体現であり、そうするとより強力なムスビが起こる様になります。
そして、ポイントはムスビは起こすものではなくて、自動的に起こるものであるということです。
ゼロが深まると、より強力なムスビが自動的に起こる様になります。(動画参照)
五行錬功でゼロを練り込んでいく
武学体術には五行錬功という稽古システムがあります。
禮・禪・型・錬・劔という5つの順番で稽古していきます。
禮から禪に向かう時に、ミソギが起こり、前から型に向かうときにムスビが起こります。
で、ミソギが起こると、自動的にムスビが起こるとされています。
つまり、ミソギの精度が重要になるということです。
それをゼロセンスを磨き、ゼロの深さを探求していくとムスビも自動的に強くなっていくということになります。
これこそが、五行錬功の最も重要なこと。ゼロに始まり、ゼロに終わる。
より正確なゼロを体現するための稽古システムなのです。