「相手の防御を創り出すことができる」ことが意味すること

武術の稽古では最低限のマインドセットがあります。

それは常に創造主であるというマインドセットです。

そのマインドセットは日常全てに応用が可能です。

相手の防御を創り出すという意味

酔八仙の稽古では常に創造主であるというマインドセットが必要不可欠です。

どんなに痛い技をきめられてても、「わたしがあえてそうさせている」という創造主のマインドセットを持ち続けます。

痛みに関しても、創造主の意識が切れるとめちゃめちゃ痛く感じますから、このマインドセットは絶対です。

さて、そんな酔八仙之術の稽古の中で韓湘子という仙人の稽古をやるのですが、そこで重要になるのが「相手の防御を創り出す」という創造主マインドです。

惰性でうったパンチが相手に当たるのは、二流のやることです。

そうではなく、あえて相手に防御させるという意図を持ってパンチを打つことができるかということです。

相手の防御を創り出せるということは、言い換えればいくらでもパンチを当てられるということです。

ただ、別に相手を痛めつけるのが目的ではないので、当てられるけどあえて当てないということを通じて目的を達成していくわけです。

常に創造主であれ

さて、稽古の目的ですが、それは自分自身の志の成就に他なりません。

自分が何のために生きてて、何を成し遂げたら喜んで死ねるか。

その志成就のための酔八仙の稽古ですから、その目的成就のためには常に創造主である必要があります。

依存的になり創造主の意識が切れると、自分の志から意識が切れますので、その瞬間自分の人生と今が分離します。

そうではなく、常に今ここ100％主体的に志成就のために全力を尽くすこと。

そのあり方こそが酔八仙で目指す理想のあり方だと言えます。