あなたは、人と接するときにその人そのものを観られているでしょうか?

じぶんはこれまでなかなかそれができずに、相手の肩書きや地位、権威性などを観てその人を判断してしまっていました。

相手が社長だと萎縮したり、学校の後輩だと急に下に観たり。

しかし、それは果たしてニュートラルな在り方と言えるのでしょうか。

目の前の相手を自分の思い込みで判断してることに氣付く

人は情報に左右されやすい生き物です。

特に、現代は特にその傾向が強いでしょう。

それは常に人が人を情報でコントロールしようとする意図を持ってこの世界が動いてきたからです。

その影響もあり、ほとんどのケースでは人を判断するときにその周りの付随情報でその人を判断してしまっています。

しかし、武学ではそういったことより、目の前にいる人そのものと関わりませんか?という提案をしています。

もちろん情報を持って判断することも時に有用であり、必要だったりしますので、どちらが良いとか悪いではなく、使い分けが重要です。

となれば、相手の本体と関わるべき時に相手の付随情報で相手を判断してしまうのはもったいないことです。

そんな時に重要になるのが、自分が相手の本体を観られているか、情報を観てしまっているかということに氣付けるかどうかです。

もし、自分が相手の付随情報を観てしまっていると氣付けたら、相手の本体に意識を向け直すことができるからです。

相手の本体と関わる

相手に付随する情報というのは見えません。

見えないエネルギーを見えないままコントロールするのは非常に危険です。

なぜなら、相手が悪意があったりすれば、その情報を改竄している可能性があるからです。

下手をすると、その悪意にコントロールされて自分の人生にとって致命的なダメージを被ることも考えられます。

ですから、重要なことは目の前の相手の本体と関わることです。

そこには真実しかありませんから、非常にシンプルです。

目の前の相手がどんな人なのか、肩に緊張があるなぁ、とか、歩き方に特徴があるなぁとか、その人の発するエネルギーを知ること、感じること。これが非常に重要なことなのです。