武学の最大のポイントは場のエネルギーを使うことができることかもしれません。

それを示したのが、武学を体現していた徳川家康かもしれません。

徳川家康に学ぶ場力の使い方とは

260年続いた江戸という平和な都市。

その体現者である徳川家康がなぜそんなことを成し遂げることができたのか。

それは場力のコントロールの天才だったからかもしれません。

江戸という場づくりにおいて、武学を取り入れその場がうまく循環するようにシステムをつくった。

世界平和を叫ぶ人が皆参考にしなければいけないような模範。それが徳川260年かもしれません。

そんな徳川家康の場づくりは、自分が動くというよりも部下にやらせていたはずです。そこには太志と感謝だけ置いておいて、あとは進むべき方向性だけずれないようにコントロールしていたのかもしれません。

そして、江戸という都市を全ての人にとって居心地のよい場にしようという純粋な思いが良い場をつくったのでしょう。

忍者や侍の役割を熟知し、見えない力で裏からサポートしていたことは間違いありませんが、それ以上にその場に循環するエネルギーが流れ込む循環型社会システムを構築できたのが何より大きいかもしれまえん。

わたしたちが世界平和に貢献できること

世界平和がもし体現されるなら、それはシステムが機能していないと無理な話です。

今は誰かが争いを生み出すことで特定の人が潤うシステムになっています。

そう言ったシステム自体を変えない限り世界平和は実現されないでしょう。

そんな中でわたし達ができることは少ないかもしれません。しかし場の力を利用して大きなことを成し遂げることはできるかもしれません。

既存の既得権益層を否定せずに、そこさえ巻き込む大きな場を創造することができれば、もしかしたら世界がより良くなる方向にエネルギーが向いていくかもしれません。

そんな場を創り、そこにエネルギーを注ぐこと。

まさに武学体術のコミュニティがそういった場なのかもしれません。