相手から何か嫌なことを言われた時、物理的に殴られる、たたかれる、いじめられるというようなことがあったとき。
その時に自分のあり方で相手が悪者になったり、そうならなかったりします。
今回は自分のあり方について詳しくみていきましょう。
相手を悪者にしないあり方
相手から何か嫌なことを言われた時、物理的に殴られる、たたかれる、いじめられるというようなことがあったときにあなたはどう反応しますか?
「嫌なやつ!」
「痛ーい」
「ひどい」
このように反応することが一般的な感じだと思います。
しかし、これだと相手を悪者にしてしまいます。そうではなくて、反応しないことができたら。それは相手を悪者にも良いものにもしないニュートラルです。
ただ、反応しないというのはなかなかの至難の業。
そこで役立つのが天人統合禮法です。
全てをゼロに戻す天人統合禮法
天人統合禮法は禮法の究極形です。
禮法とはゼロに戻る方法。
ゼロ化の度合いにも程度があり、0.1よりも0.01、0.01よりも0.001というように、どんどんゼロを深めていくのが武術の稽古です。
天人統合禮法はその究極形なので、いきなり0.0000……01という深いゼロを体現することが可能となります。
その状態で相手からバイオレンスが来ても、そのまま相手のエネルギーをゼロに戻すことができるようになります。
すなわち、相手が殴ってきても、殴ってきたエネルギーを無力化するので「何かしました?」というあり方が体現できます。
何もなかったかのようにゼロに戻すこと。
そうすることでこの世界から「悪」をなくしていくことができるのです。