悟りとは?
明確に定義ができていないまま、瞑想や座禅を繰り返しても本当にその状態に近づけるか分かりません。
だから悟りを開くことを目指すのであればその状態がどういった状態なのか明確に定義しておいたほうが再現性が高くなります。
悟りとはニュートラル(自然体)のこと
悟りを開くといえば、なぜか山奥の自然豊かな場所をイメージしませんか?
山奥で悟る人が多いのは、それは自然との調和を感じやすいからです。
つまり自分が自然であったことを思い出し、その状態を体現できると悟りが開きやすくなると言えます。
しかし、そんな山奥で悟れても、日常の雑踏の中、喧騒の中で悟れるか?
武學體術ではいかに日常の中で悟り、その悟りを活用して人生や世界をより面白くできるか、という点に重きを置いているので、山奥で悟れてもあまり意味がないと捉えます。
つまり、日常生活において、何があろうと自然体をキープできるか。
これが非常に重要であると考えます。
ニュートラルとは心意體術が統一している状態
悟りとはニュートラル(自然体)のことであるということをお伝えしましたが、それではニュートラルというのはどういう状態なのでしょうか。
それは、心意體術が統一している状態のことです。
マインド、ハート、スピリット、そして行動。
どこにも差がなく、全てがバランスよく体現できている状態が悟りです。
この状態をいち早く体現し、自分の人生や世界をより良くするためにエネルギーを循環させられる。
そんなあり方を体現することを目的としているのが天人統合禮法や酔八仙です。