言靈の力はすごいものがあります。

言っただけで実体化する究極のレベルまで高めることも可能です。

とにかく自分の言葉に魂が宿っていく過程は感動ものです。

それでは実際に言靈にしていくための注意点を見ていきましょう。

言葉に○○が伴わないと言靈化しない

これは非常に重要なところなのですが、意識だけ思考だけで言靈化はしません。

そこにはあることが伴わないと言靈化しません。

それは「運動」です。

実際に身体の動きを伴うことがないと言葉に魂が宿りません。

しかし、ちゃんと言葉と行動が連動すると、どんどん言靈化していくのです。

例えば、「○○をやります」と宣言してちゃんと行動すると、言ったことは必ず実行するということを自分の意識と感覚で捉えます。そしてそれが経験となり、言ったことは実体化されるというエネルギー状態になっていきます。

この時に言葉にエネルギーが宿り言靈化していくのです。

武学体術での言靈トレーニング

武学体術では、主に2パターンで言靈化のトレーニングをします。

それが七要と号令法です。

まず七要。

禮法という、自身をゼロ化してニュートラルなセッティングに戻す方法がありますが、この禮法をする上で必要になるのが七要です。

この七要も「頚椎」と言ってから頚椎をまっすぐにしますので、頚椎というワードが言靈化していきます。

これが7要素ありますから、良いトレーニングになります。

そして号令法は、人に指導する時に指導できるようにするためのもので、型をやる時など、号令をかけてから動作します。

そうすることで「言ったことはやる」というマインドが醸成されていきます。

これも言靈化トレーニングとして活用することができます。

日々のこういった取り組みを経てどんどん言葉に魂が宿り、言靈を使いこなしていくことができるようになってきます。