酔八仙之術の蹴り技の仙人、張果老(チョウカロウ)。
酔八仙では8人の仙人を順番に稽古していきますが、この張果老は2番目に稽古していきます。
今回は蹴り技に特化して掘り下げていきます。
脚を手のように使う
脚と手。
どちらも身体の一部なのに、手は自分の意のままに動かせるのに脚はなかなかそうは上手くいかなかったりします。
それは手と脚を分けて考えてしまってるからではないでしょうか?
手は器用に動く、脚は歩くためのもの。
そういう思い込みがどんどん脚の動きを鈍らせてきます。
そんな思い込みをなくすことで、脚を手のように使う入り口が開きます。
脚を手のように使う。
もちろん、身体の部位にはそれぞれの役割があるので、細かい作業は手でやることになると思いますが、脚は歩くだけのものという思考の枠を取り払うことで、脚を手のように器用に動かせるようになります。
蹴り技の仙人「張果老」
蹴り技。
武術や武道、格闘技を習ってる人ではなければ、蹴りを鍛えることはまずないと思います。
しかし、酔八仙は仙人になる稽古なので、脚の可能性を引き出すことで、その人の可能性を引き出すことにつながります。
なので、キック力を強くするのではないというのが重要です。
脚を手のように使えるようになることで、自分の身体を意のままに操ることができるようになります。
そうすることで自分がイメージしたことを自分の身体を使って自在に実現していくことができるようになるわけです。
そのために酔八仙之術の張果老という仙人の稽古は非常に重要な意味を持ちます。
そして、稽古でやるのは脚を使ったエネルギーコントロール。
まずは歩くことをもう一度見直すところから始まります。
歩くというのが実は脚法の重要な稽古になるからです。
ここから詳しいことは本講座にて!