自分のことを知らないのに、自分の人生を思うようにつくっていけるでしょうか?
まずは自分のことを正確に知ることで、その自分をコントロールして、望む未来を自由自在につくっていけるのではないでしょうか?
そんな自分自身は大きく2つの要素からできています。
それが、人格と身体です。
この2つが統合することで本来の自分となります。
人格と身体の統合
多くの人は、自分というものをざっくりと認識しているので、大雑把な動きになり、イメージと結果にズレが生じます。
しかし、自分というものを正確に認識することができれば、イメージ通りの結果を生み出しやすくなります。
その上で把握しておきたいのが、自分の人格と身体は別物であるということ。
この2つがあって、それらを統合できた時に、自分の身体を正確にコントロールすることができるようになり、結果として自分の身体を正確に動かして得たい未来を創り出すことができるようになるわけです。
つまり、まずは生まれてきてからやるべきは、自分の人格と身体の統合が必須になるわけです。
自分の身体を相手の体を通して認識する総合排打功とは
普通に生きている人で、他人の身体をマジマジと触ったことがあるひとは少ないかもしれません。
整体師さんや、鍼灸師さん、接骨院の先生方はある程度人の身体に触れることはあるかと思いますが、普通に生きているとなかなかそういった機会は少ないかもしれません。
そう言った人には総合排打功が有効です。
これは酔八仙之術の秘伝の稽古法の1つなのですが、相手の身体に触れたり打撃を加える中で、自分の身体を認識するという方法です。
相手のからは自分の身体の写鏡なので、相手の身体の固まっている部位は自分の身体の凝りとリンクしていることが多かったりします。
そう言った相手の状態から自分の状態を認識する中で、この世界が相対的な世界であることを再認識し、相手を通して自分を知ろうとする姿勢が養われます。
そうすることで、相手を自分と同じように観て尊重し、相手に興味を持つ人が増えることで、相手の中に自由を見出し、相手との調和を自他不敗という高いレベルで体現できる人が増えてくるのかもしれません。