自分の中に存在するゼロ。
その本質を忘れてしまい、敵をつくって争っている人がほとんどです。
ですが、禮法をすることで、本来のゼロを思い出すことができます。
禮法によって自分の中から争いが消えると
自分の中に存在するゼロを思い出すことで、自分の中から争いが消えます。
そうすると、目の前には非常にクリーンな世界が広がっていて、争いもなく平和な世界であることが実感できます。
しかし、ひとたびニュートラルが崩れて、自分の内側に争いが生まれると、たちまち争いだらけの世界が目の前に広がることになります。
つまりは、自分の内側に争いがうまれるかどうか、だということです。
外の世界にはなく、自分のうちなる世界を平和にしなければ、世界に平和は訪れないのです。
そして、うちなる平和を体現するのが禮法であり、禮法を活用し内側から争いが消えると、目の前にいる人にもその平和が伝播して、争いが消えていくのです。
陰陽エネルギーを自在に使い分ける
陰陽のエネルギー。
それはニュートラルであるゼロエネルギーを体感することで、そこを基準にプラスとマイナスのエネルギーを使いこなすことができます。
それらは、どちらが良いエネルギー、悪いエネルギーというものでもなく、状況に応じて制御してコントロールできることが重要なのです。
ときに相手に過剰なエネルギーを入れて相手のエネルギーを元に戻したり、相手の過剰エネルギーを吸い取って、元に戻したり。
自由にコントロールする稽古を通じて、陰陽エネルギーを自在に使い分けられるようになることが重要です。
それは体術の稽古をすることでより繊細にコントロールできるようになります。