武術では遅刻は即刻、死を意味するということをレノンリー老師は実体験から話をしてくれました。

その真意について迫りたいと思います。

遅刻は死を意味するの意

元々、武術は合戦での争いの歴史から生まれてきたものです。

殺し、殺され・・・そういった歴史から「争わない」というテーマを探求することで生まれた武学。

そう言った合戦での「遅刻」というのは、相手より現場に到着するのが遅くなったということです。

つまり、陣形や情報や、全てにおいて相手にコントロールされている可能性があるということ。つまり、殺し殺され、という世界においては、遅刻は即刻死を意味するのだということなのです。

そう言った意味で、武術の世界では遅刻をすることへの厳しい掟のような習わしがあるそうなのです。

ただ、酔八仙之術において、遅

刻してきた同志に対して、「ま、ええやん」っていう雰囲氣があって、遅刻しない人も、遅刻する人もみんな良い、と、全てを受け入れてしまう寛容性があるのが自分は好きですね。

今は殺しあいの世界観はなくなり、価値観が新しくなっている、そう言った進化に対応してその意味づけも変容させていくのが良いのかもしれませんね。

モノの意味づけこそが創造主の役割

遅刻に「死ぬことと同じ意味」という意味づけをするのも、そうしないのも、創造主としての自分の役割です。

つまり、自分の意味づけ次第で世界を創造できるということ。

遅刻に死ぬことを意味すると伝えた師匠の師匠も、そう言った覚悟で取り組めよということを伝えたかったんだと思います。

取り組み方への戒め。

どのように取り組むのか、そこにどのような意味を創造すのか含め、普段の生活に落とし込んで、1日1日を全力で取り組んでいきたいですね!