肉体と感情と精神。

これを統一させると人差し指1本で相手をコントロールすることが可能となる。

それは站椿功によって体現できる。

站椿功の危うさと奥深さ

武術の基本的な練功方法の1つに站椿功という方法があります。

それはただ単に、「立つ」だけなのですが、武術の稽古法としては「止まる」ことを稽古することで動くという動作全てに通じる基本を体得していきます。

しかし、その站椿功には1つ大きな問題があります。

それが「できてるつもりになりやすい」という点です。

特に、站椿功は別名で立禪と呼ばれていて、禪というのは1人で示すという意味があるように1人稽古なのです。

つまりチェックするパートナーがいないと、どんどんズレていってしまう可能性があるということです。

しかし、チェックするパートナーがいると、その正しさを相手を通して証明するという武学の基本原理を体現でき、相対宇宙の真理を体現できる、ものすごく深い稽古でもあるのです。

指一本で相手をコントロールする

站椿功を通じて感情・思考・肉体・意識すべてを統合することで、相手を指一本でコントロールする事ができるようになります。

それは達人だけができる技だとされていますが、秘伝の稽古システムを活用すると、まだ武術を習い始めて1年も経ってないような主婦でさえそれが可能となります。

その秘伝の稽古システムとは7つの秘伝と禮法です。

この2つのシステムを活用し、正確に状態を体現することでほぼ100%再現が可能になります。

ただし、それをいつでも正確に体現することが非常に難しい。

達人と呼ばれる人たちはそれがいつでも正確にできるから達人と呼ばれている訳です。

達人と呼ばれる人の中には天才が多く存在します。

しかし、天才でなくても、稽古システムを正確に積み上げて功夫を積むことで、誰でもその領域に辿り着くことが可能です。

それが7つの秘伝を宿した站椿功です。