今回はセフィロトという題材を通じて、武学体術からその秘密を紐解いていきます。
良かったら最後までお読みください。
身体で確かめる
武學毉術体術では、見えない世界やスピリチュアルな世界を全て身体を通じて理解し、体現するという方法をとります。
なので、頭の中だけでふくらむ妄想や概念の世界ではなく、目の前で見せられるかという非常に物理的で、現実的で、確実性の高いコミュニケーションができます。
例えば、思想や概念の話、心理学や宗教などの非物質世界の話を、言葉の定義を決めずに始めると、すぐに意見が食い違ったり、自分の正しさを主張するようになります。
しかし、より物質的な世界での話ならば、話が食い違うことはほぼありません。
自分の身体があって、叩かれたら痛いし、気温が低ければ寒いし、太陽は登るし、月もあります。
しかし、物質的なエビデンスがないスピリチュアルは証明しようがなく、言っている人の説得力や権威性によってもたらされるため、場合によっては一種の宗教性が怪しさを生んでしまいます。
だからこそ、自分の身体を通してその情報をフィルターにかけることが重要です。
セフィロトを身体で体現する
セフィロトについても概念や思想的な部分、精神性とリンクして説明している人は多くいますが、それを物質的な世界で実際にやってみたり、体験することに特化して教えている人はほとんどいません。
しかし、そのセフィロトも身体で体現することができるとレノンリー老師は言います。
むしろ、身体にカバラの秘密があって、セフィロトとチャクラをリンクさせて活用していくことで、人生がより面白くなると言います。
使える方がより直接的に人生に活用できますから、身体で「できる」ようになっておいて損はありませんよね。
そんなセフィロトにおけるど真ん中のみち、いわゆる「皇の道(すめらぎのみち)」を体現するのが実は武学体術なのです。