多くの格闘技や武道では「技術」最初に体得していくパターンが少なくありません。

しかし基礎がなければあまり機能しなかったりします。

それでは基礎とは何か?

それが武学体術の5つの基本項目でわかります。

武学体術の5つの重要項目

武学体術では、まず一番初めに胆力を磨きます。

1に胆力

2に功夫

3に勁力

4に技術

5に武藝

この優先順位がものすごく大事で、胆力がない状態でいくら功夫を積み重ねても、相手がちょっと怖い人だったりしたら途端に胆力が足らずにびびってエネルギーが虚になったりしかねません。

なのでまずは胆力から。

それはまさに2秒で元に戻れる力。どんなにビビっても、痛くても、怒っても2秒でゼロに戻す。

その力が身につくとその土台の上に色々と積み上がっていきます。

胆力は精神力にも繋がる

武学体術では胆力を身につけるために排打功という稽古をします。

相手と前腕部分をぶつけあったり、脚の脛をぶつけ合ったりします。

これが最初は本当に痛い。あざも出来るし。

しかしそれがそのうちに痛みをコントロールでき、感情も乱れなくなります。

この時点でかなりの精神力も身についていきます。

何があってもビビらないマインドが手に入る、ある意味で最強の稽古法です。

そうやって培った胆力をベースに稽古が進んでいくのです。