武学体術では常に自分の内側と向き合う感覚を持つようになる稽古システムになってます。

相手が悪いと思っても、そうやって相手を悪者にしてしまう自分の在り方に問題があると捉えます。

自分の中をクリーンにする

自分が正しくて相手が間違えてる。多くの場合そうやって考えてしまいがちです。それが世間一般的に正しいとされることであればあるほどその傾向が強まります。

しかし、そういった「正しさ」が芽生えた時ほど注意が必要です。

その正しさは相手を傷つける凶器になります。

そこで一旦立ち止まり、自分の中のその正しさを手放し全てをクリーンにニュートラルにします。

そうすると世界が平和に穏和になります。

自分の心の内側を平和にする

世界を平和にしたいと思う氣持ちをもって平和活動をされてる方も少なくありません。

しかし、それは世の中に争いがあるという認識によってもたらされる「正しさ」に他なりません。

まずはそういった「争い」を自分の内側から消す必要があります。

そうすると、その瞬間に自らの内側が平和になります。それこそが世界平和であり、自分の内側の平和なくして世界平和などあり得ないと言えるかもしれません。